1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

インドネシアの巨大汚職事件、事故偽装までして逃げ回った主役の国会議長ついに逮捕

ニューズウィーク日本版 / 2017年11月21日 16時26分

e-KTP汚職事件では2017年4月に担当するKPK捜査官が劇薬物を顔面にかけられ片目を失明する襲撃事件や有力証人が8月に米カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で「自殺」するなど劇的な展開をみせており、背後に大物の関与が当初から指摘されていた。

インドネシアのマスコミは議長が今後、法的措置などで対抗して最後まで捜査に抵抗を続けるのか、観念して洗いざらい自供して汚職に関わったゴルカル党関係者や他党の国会議員、政府高官などの実名を挙げるかどうかが最大の焦点とみて、KPK前で24時間体制の取材を続けている。

[執筆者]
大塚智彦(ジャーナリスト)
PanAsiaNews所属 1957年東京生まれ。国学院大学文学部史学科卒、米ジョージワシントン大学大学院宗教学科中退。1984年毎日新聞社入社、長野支局、東京外信部防衛庁担当などを経てジャカルタ支局長。2000年産経新聞社入社、シンガポール支局長、社会部防衛省担当などを歴任。2014年からPan Asia News所属のフリーランス記者として東南アジアをフィールドに取材活動を続ける。著書に「アジアの中の自衛隊」(東洋経済新報社)、「民主国家への道、ジャカルタ報道2000日」(小学館)など


【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガリニューアル! ご登録(無料)はこちらから=>>

大塚智彦(PanAsiaNews)


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください