1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

イラン制裁の皮肉な成果

ニューズウィーク日本版 / 2018年1月11日 16時0分

人権活動家などは、グーグルやその他のテクノロジー企業に対し、制裁のルールを厳格に解釈し過ぎないよう呼び掛けてきた。しかし、企業側の弁護士の抵抗が非常に強いという。テクノロジー企業は概してイランのインターネットの自由に理解があるが、「弁護士のところで話が止まってしまう」と、イランなどでのオンライン情報へのアクセスを支援している団体「ASL19」のフェレイドゥーン・バシャル共同事務局長は言う。

企業の行動を変えさせる障害になっているのは、法律だけではない。「イラン系アメリカ人公共問題連盟」のモラド・ゴルバン政治・政策担当部長が言うように、今の政治環境では「イランに弱腰だとは、誰も思われたくない」のだ。

From Foreign policy Magazine

<本誌2018年1月16日[最新号]掲載>


ニューズウィーク日本版のおすすめ記事をLINEでチェック!


【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きをウイークデーの朝にお届けします。ご登録(無料)はこちらから=>>

イライアス・グロル(フォーリン・ポリシー誌記者)


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください