ミサイル誤警報に便乗したハワイの明るい土産物商法
ニューズウィーク日本版 / 2018年1月16日 17時0分
<さすが観光地、早くもミサイル誤警報Tシャツが花盛り>
ハワイに弾道ミサイルが迫っているという警報が誤って出されてから一夜明けた1月14日、州都ホノルルのある店で、初の「ミサイル発射」を記念したTシャツが売り出された。
13日午前に発令されたミサイル警報は結局、ハワイ州緊急事態管理局の職員が誤って発令したものだと公式に発表された。すぐさまTシャツが作られ、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の編集者アラステア・ゲイルはホノルルからその画像をツイートした。
On sale here in Honolulu pic.twitter.com/ZMwkjZnkdj— Alastair Gale (@AlastairGale) 2018年1月15日
「私はハワイで弾道ミサイルを生き延びた」
州関係者がFOXニュースに語ったところによれば、誤報の原因となった職員は再訓練を受けるという。ミサイル警報は、ハワイ州に住む100万人を超える人々の携帯電話に送信された。誤報だったことを伝える次の警報が出るまでに約40分かかり、その間にパニックが拡大した。
昨年は弾道ミサイルや核兵器の実験をめぐり、ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の最高指導者である金正恩委員長が鋭く対立。米軍基地があるハワイと米国領グアムでは緊張が高まっていた。
誤警報に便乗したTシャツには、「私はハワイで弾道ミサイルを生き延びた」などと書かれている。「史上最悪の弾道ミサイル攻撃」というのもある。アマゾンのサイトにも、関連したグラフィックやスローガン入りの衣料品が少なくとも27点掲載されている。価格は17.95~38.99ドル。
ご購入はお早めに。「うまくいったぜ!弾道ミサイルの脅威を生き延びた」Tシャツ
「誇り高き生存者。ハワイにミサイルが迫っている、直ちに避難せよ、これは訓練ではない。おおっと!」Tシャツ
ホノルル版クレイグズリストで販売されているTシャツには、次のような説明書きがある。「色は以下からお選びください:目がくらむほどの白、まぶしいオレンジ色の閃光、とてもホットなピンク、暗闇でも光る蛍光色」
「私はフェイク・ミサイルを生き延びた」Tシャツ。まぶしい閃光色。
(翻訳:ガリレオ)
グラハム・ランクツリー
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