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2020年のセンター試験改革は何のためなのか? - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

ニューズウィーク日本版 / 2018年1月18日 15時30分

つまり、本当のグローバル化とか、最先端の科学技術水準から遅れないための教育ということと、今回の「2020年の入試改革」は別だということです。そう考えると、「ちょっと待て」と言いたくなります。国際化にしても、科学技術の水準にしても、全体の底上げがあって、初めて先端のレベルも上がって行くからです。

そう考えると、高校のカリキュラムも歯を食いしばって全体の底上げをしていかなければなりません。その点から考えると、今回の「新テスト」はホンモノの記述式ではないし、理科は最大2教科だけだし、国語は知的刺激が足りないし、数学の難度も足りないし、国全体の「教育の志」という意味では食い足りないものを感じます。


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