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墜落したアパッチヘリが象徴する軍事予算の矛盾 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

ニューズウィーク日本版 / 2018年2月6日 15時45分

もちろん、本機が導入された2000年代の初頭においては、それだけの価値のある先進技術であったのかもしれません。仮にそうであったにしても、20年近い時間の中で、民生用の技術の方が大きく進んでいったのは間違いありません。

そんな中で、このAH64Dについては、17年4月に、その「アパッチ・ロングボウ」レーダーシステムを暗視能力や荒天時の能力などの向上を含む「アップデート」をするために、防衛省はロッキード・マーチンへの発注を行ったようです。赤外線センサーによる暗視とか荒天時の認識ということでは、それこそ自動運転技術の中で民間では猛烈な性能向上とコストダウンが進んでいる分野なのですが、一体ロッキード・マーチンとの契約金額はいくらだったのでしょうか。大変に気になるところです。

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