1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

「愛してると伝えて」米フロリダの銃乱射の教室で何が起こったのか

ニューズウィーク日本版 / 2018年2月15日 16時0分

(ハンナからケイトリンに送られたメッセージ画像)


楽しいはずの教室で、横たわるクラスメート

銃撃された教室で生徒によって撮影された動画は、生々しい恐怖を伝える。床にしゃがむ生徒の前には、生気なく投げ出された他の生徒の脚が映る。短い沈黙の後に銃撃は繰り返され、それに呼応するように辺りはたちまち悲鳴に包まれる。



銃撃を免れた教室を捉えた映像もある。「携帯電話を捨てろ」という声とともに画面に映るのは、救出に駆けつけたSWAT(特殊部隊)隊員らだ。

Cellphone video shows SWAT team clearing a classroom at Stoneman Douglas High School in Parkland, Florida after shooting leaves at least 17 people dead. https://t.co/NvtVuOndFR pic.twitter.com/S30UkpZk9X— ABC News (@ABC) 2018年2月15日



米NBCによると、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の銃撃事件はアメリカ史上9番目の凄惨なもの。拘束されたクルーズ容疑者は避難する生徒に紛れて校外に逃亡したという報道もある(ABC)。

犠牲者の身元は確認が進められている段階で、連絡がつかない生徒の家族は不安な胸中を明かしている。孫娘の安否がわからない女性は「7NEWS MIAMNI」の取材で「学校に16体の遺体があると聞いているが身元は確認できていないようだ」と話した。

事件は各国のメディアで大きく伝えられているが、なかでもCNNの番組でキャスターを務めるジャーナリストのウルフ・ブリッツァーは、番組冒頭から怒りに満ちていた。目に涙を浮かばせながら、「この国で子供たちが殺されていることを受け入れるなんてできない」と、声を詰まらせた。

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きをウイークデーの朝にお届けします。ご登録(無料)はこちらから=>>


ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください