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フェイスブック上の「性格判断アプリ」で5000万人情報流出、トランプ陣営の支援に利用も

ニューズウィーク日本版 / 2018年3月20日 16時0分

「彼らは被害者ではなく共犯者だ。人々の私生活に関する詳細な情報を集めて売ることで金儲けをしている企業は、以前なら単純に『監視会社』と呼ばれていた。それを『ソーシャルメディア』と再定義して巧みに人々を欺いている」

フェイスブックは3月16日に声明を発表。今回の一件は「情報漏洩」ではないと事態の鎮静化を試み、ケンブリッジ・アナリティカのアカウントを停止したと発表した。同社はその後、ワイリーの個人アカウントも停止した。



「当社は規約に違反する行為があると知った2015年の時点で、フェイスブックから問題のアプリを削除し、コーガン氏および彼がデータを提供した全ての関係者に対して、情報の破棄を要請した。ケンブリッジ・アナリティカとコーガン氏、ワイリー氏はいずれも、データを破棄したことを当社に確認していた」とフェイスブックは声明で述べた。

同社はさらにこう続けた。「数日前、全てのデータが破棄されていた訳ではなかったという複数の報告を受けた。現在、これらの申し立てについて確認を行っているところだが、もし本当ならば、信頼を裏切る受け入れがたい行為だ」

それでもフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOに対する圧力は強まっている。3月19日までには複数の政治家が、ザッカーバーグに議会証言を行うよう要求した。

民主党のエイミー・クロブシャー上院議員は17日にツイートを投稿。「ソーシャルネットワークが自らを監視できないのは明らかだ。オンラインの政治広告について、透明性と説明責任を求めたとき、彼らは『我々を信用してくれ』としか言えなかった。マーク・ザッカーバーグは上院司法委員会で証言すべきだ」とした。

イギリスでも、政治家たちが強い懸念を表明した。英議会下院のデジタル・文化・メディア・スポーツ委員会の委員長を務めるダミアン・コリンズ議員は、ケンブリッジ・アナリティカのアレクサンダー・ニックスCEOが英議会に真実を話さなかったと批判。ザッカーバーグは「フェイスブックの陰に隠れるのをやめるべきだ」と語った。

(翻訳:森美歩)


ジェイソン・マードック


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