2度見するしかない ハマってしまった動物たちの異様な姿...
ニューズウィーク日本版 / 2018年4月9日 17時30分
<人間の出したゴミのせいで傷つく野生動物たち。発見者は、目の前に「歩く瓶」が現れたと語る>
米ニュージャージー州ののどかなエリアでは、シカを目にすることも珍しくない。野生のシカと人間が共存しているという。
しかしながら、同州中部マンモス郡のコルツ・ネックで発見されたシカは、想像の斜め上を行く姿だったため、遭遇した男性2人は2度見する必要があった。首から下はシカのフレームなのに、頭部がおかしい。
男性たちは、目の前の見慣れない生物を確認しようと近づいた。ゆっくりと距離を詰めて、やはりシカだと確信した。ただひとつおかしいのは、頭がすっぽりガラスの球体にまっていたことだ。
特異な姿の個体は追放される
シカは通常、群れを作って行動する動物だが、ガラス球に頭を突っ込んだシカの周りに仲間の気配はなく1人ぼっちだった。
マンモス郡動物虐待防止協会(MCSPCA)によると、シカは群れのなかに通常の姿でない個体が発生した場合、外的からの襲撃のリスクを回避するために、群れから追放するという。このシカが、いつからガラス球を被って生活していたのか分からないが、この間は水を飲むことさえできなかっただろう。
Man Looks Out Of Window And Spots Strange Looking Deer, Realizes It Desperately Needs His Help - https://t.co/wTLRxr2OI8 pic.twitter.com/vuWXjPzopO— My Pets (@mypetssite) 2018年4月5日
動物情報サイト「アニマル・ビーイング・キュート」は、原因を特定するのは難しいとしながらも、この若いオスのシカが、人間の持ち込んだゴミに何らかの拍子で頭を突っ込んで抜けなくなってしまった可能性を示唆している。
2人の男性の手によってシカはようやくガラス球から解放された。その後MCSPCAと州の担当部門に連絡してシカは保護された。直後は衰弱した様子で横たわり、息をするのも辛そうな様子だったが、獣医の治療の甲斐もあり保護から4日目にやっとエサを食べることができた。
MCSPCAの報告では、シカはすでにこのエリアから姿を消していて、群れに合流できたと考えられている。
CBS New York-YouTubeより
散歩中に目の前を横切った「プラスチック瓶」
奇妙な生物の目撃情報は他の地域でも。カナダ・トロント近郊で愛犬の散歩をしていたメーガン・オコナーは、不思議な生物に遭遇した。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
「クルルッ」屋根裏から鳴き声と足音 蓋をあけてキャットフードを食べる アライグマ被害ついに住宅にも
RKB毎日放送 / 2024年7月2日 18時55分
-
ラッコが「愛情表現」で血まみれになる納得の理由 最初は「鼻でつつく」など平和的に始まるが…
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 20時0分
-
まるで「野球部の一年生」...羊の群れを視線一つで「全力集合・全力解散」させる牧羊犬にネット熱狂
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月27日 20時0分
-
【海外発!Breaking News】チーズが喉に詰まって苦しむアライグマ 見かねた男性が背中を叩いて救う(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年6月27日 11時9分
-
【海外発!Breaking News】行方不明になったロバ 5年後、シカの群れに仲間入りした姿で見つかる(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年6月20日 15時49分
ランキング
-
1韓国でLINEユーザーが急増した理由 日本への反発?
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月17日 15時55分
-
2血まみれで逃げる患者…「一線超えた」ウクライナの小児病院医師、露のミサイル攻撃を非難
産経ニュース / 2024年7月17日 15時32分
-
3ウクライナ侵略開始後、動員や弾圧避けるためロシアから65万人流出か…露独立系メディア集計
読売新聞 / 2024年7月17日 18時23分
-
4フィリピンで日本人4人拘束 日本から逮捕状 カンボジア拠点の詐欺グループか
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月17日 11時23分
-
5オマーンでシーア派モスク襲撃6人死亡、「イスラム国」が犯行声明
ロイター / 2024年7月17日 9時45分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)