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「僕はゲイリー19歳、妻は72歳」 青年が恋に落ちた53歳上の女性とは

ニューズウィーク日本版 / 2018年4月18日 18時0分

<妻のアルメダは当時の旦那と離婚して、孫よりも年下の青年と結ばれた。2人は幸せでも周りの反応は...>

「愛に年の差は関係ない」――年の差があるカップルを描いた小説や映画は数多く、『レオン』や『17歳の肖像』など、名作として知られるものも多い。実際のエピソードを元に創作されたものもあるが、現実に起こることは信じられないような話も多い。

英メトロが4月17日に伝えたのは、まさにそんな話だ。

ストーリーの大筋はこうだ。

主人公はアメリカ・テネシー州に住むゲイリーとアルメダ。2016年の夏、たまたまピザ屋で一緒になったことがきっかけで、仲良くなった。そこから2週間足らずで交際関係に発展し結ばれた。めでたしめでたし...

一見変哲のない幸せ話かもしれないが、このカップルには注目される理由がある。それは、2人の年齢。現在、夫のゲイリーは19歳、一方で妻のアルメダは72歳で、年の差は53歳だ。


Barcroft TV-YouTubeより

だから2人が結婚するまでの道のりは平坦ではなく、一般的なカップルが経験しないような困難があった。

まず、当時アルメダには77歳の夫がいた。ただ、夫婦は上手く行っておらず、ゲイリーからプロポーズを受けて離婚。その後にゲイリーに結婚する意志を伝えたと英ミラー紙は報じている。




Barcroft TV-YouTubeより

お互いに「一目惚れ」だったんだ

出会ってからゴールインまでかなりの急展開だったようだが、結婚してから2年が経とうとしている。結婚生活について夫婦は「今までないくらい幸せ」と語る。

当時17歳だったゲイリーはアルメダに初めて会った瞬間を、「ゴージャスなブルーの瞳の彼女は美しく、ひかれた」「一目惚れだった」と振り返る。

昔からゲイリーは年上の女性に魅力を感じていたという。同年代の若い女性にひかれたことはこれまで一度としてないそうだ。13か14歳頃から気になるのはいつも年上の女性で、それについて育ての親である実の祖母に話したこともある。今回アルメダとの結婚を受け入れてもらえるか案じていたが、祖母は受け入れてくれた。

一方アルメダは、バークロフトTV(Barcroft TV)の取材に対しこう話している。「ゲイリーにファミレスで会ったとき、彼の目を見て恋に落ちたの。私たちはソウルメイトで魂の繋がりを感じる」「年齢なんてただの数字よ」

息子は口をきいてくれない

ゲイリーとアルメダにとって50以上の年の差はちっとも問題じゃなかった。「ゲイリーが私と人生を共にしたいというのは分かっていたから、年齢差に臆することはなかった」とアルメダ。ゲイリーも同じ気持ちだった。

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