1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【動画】「騎士の国」イギリスの恥部 見捨てられる馬たち

ニューズウィーク日本版 / 2018年4月25日 20時0分

<イギリスで、飼い主に捨てられ保護される馬が年間1000頭に達し、増え続けている>

騎士の国イギリスで、馬が捨てられ野垂れ死にしている。動物愛護団体の草分け、英国動物虐待防止協会(RSPCA)が昨年保護した馬の数は1000頭近くにのぼる。2012年から馬を捨てないよう訴えているが、問題は悪化するばかりだという。

「イギリス中で、ゴミのように捨てられた馬が死ぬか、死にかけている」と、もう何年も悪化を続けている馬の受難についてRSPCAのクリスティン・マクニール検査官は言う。「動物虐待通報用の番号には、馬だけで毎日平均80件も電話がある。馬のことをとても心配してショックを受けている人々からだ」

ある馬は大みそかの日、泥のなかに倒れているのが見つかった。持ち主はおそらく、弱った馬の面倒をみるのが嫌で捨てたのだろうと、RSPCAは言う。馬の世話には費用がかかる上に、景気の低迷が重なったのが原因の一つとみられている。



If you've been saddened by the #HorseCrisis on #VictoriaLive this morning, please consider sponsoring a stable. We currently have 928 horses in our care, and it costs more than £3m per year to care for them, excluding veterinary costs https://t.co/s4G4SRo6DM pic.twitter.com/AhiNwpDAKd— RSPCA (England & Wales) (@RSPCA_official) 2018年4月24日



ジェームズ・テナント

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください