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カナダのトルドー首相、西側代表としてトランプを攻撃 返ってきたのは八つ当たり

ニューズウィーク日本版 / 2018年6月11日 17時30分

「トランプ大統領は誠実な姿勢で議論に臨んだ。ところが彼が大統領専用機に乗ってカナダを離れた途端、トルドーはトランプ大統領を批判し始めた」、とクドローは言った。「これが裏切りでなくて何だ」

すべてそのまま、トランプ政権に返したい言い分だ。突然ロシアをG7に復帰させようと言い出したり、同盟国にもお構いなしに輸入制限をかけると言っているのはトランプだ。



トルドーに発言の撤回を要求

クドローはさらに、2日後に控えたシンガポールでのトランプと北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の米朝首脳会談を持ち出し、もし会談が失敗したらトルドーのせいだ、と言った。

金にはアメリカの弱みを見せられない、と彼は言った。「トルドーは、まるでG7の失敗をトランプ大統領のせいにして足を引っ張ろうとしているかのようだ。あの記者会見はトルドーの判断ミスだし、発言を撤回すべきだ。撤回して謝罪し、米朝交渉の成功を祈るのが筋だ」

西側の分断を招いているのはトランプのほうなのだが。

(翻訳:河原里香)

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