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「労働と魅力の関連性」 化粧とヘアセットしている方が高収入?低収入?

ニューズウィーク日本版 / 2018年6月14日 16時40分

これに近い現象は学校にもあると同紙は続ける。学校の運営側は、生徒の身だしなみを整えることを推奨し、真面目で賢そうに見せることで、自校のイメージアップを図る。子供の進学先を考えている保護者からの印象が良くなれば、生徒も集まる。身だしなみの行きとどいた生徒を集めることが経営の生産性向上につながるそうだ。

社会人だって同じで、その期待とやり方が大人の世界にまで尾を引くのは理にかなう。何かの仕事に就くとき、その仕事の最も分かりやすい側面を外見で提示できるスキルの有無を会社側が期待するのは、不合理なことではない。

しかしこれらの裏付けは、マニキュア、ヘアブロー、化粧などを無理強いすることになりかねない。「女性がより価値のあるものと見なされるために、『身だしなみ』の名のもとにメイクアップに多くの時間とお金を費やすことを期待しているのだろうか」と、メトロ紙は問いかけている。

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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


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