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中国CCTVが日本ポーランド戦を大きく報道―ネットも炎上

ニューズウィーク日本版 / 2018年6月30日 21時0分

Q:そうなんですか、知りませんでした。ところで、あなた自身は、日本ポーランド戦をどう見ていますか?

A:私は西野監督の選択は正しかったと思います。彼には、マイアミの奇跡を起こしながらもグループ戦敗退をしたという苦い経験があるので、あの決断をするしかなかったのではないでしょうか。彼はベスト16以上のことを考えているから、選手の体力を温存するためにポーランドとの試合では二軍を出しています。だからポーランドに先制点を奪われてしまった。あの状況下では、もうあの選択しかなかったと思います。

おおむね以上だ。

ネットのコメントだけ見ていると、てっきり「反日感情」かと思ったら、案外、日本への羨望だったことが分かった。

取材してみないと、分からないものだ。

ただ、そのことから考えても、CCTVの報道ぶりは上質だとは言えない。

[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。


※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)


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