1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

琥珀とダニと恐竜再生──『ジュラシック・パーク』が現実に?

ニューズウィーク日本版 / 2018年7月5日 17時18分

DNAは不安定な分子だ。非常に早く分解されるので、太古の標本をクローン作りに使うことは難しい。酵素、放射線、酸素、水は徐々にDNAを判別不能なものに変化させると、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のベス・シャピロ教授(進化生物学)はあるインタビューで述べている。

今回の場合、ダニがその体内にためていた血液が恐竜のものかどうかさえ、科学者たちは断定できない。ダニの体が完全な状態で残っておらず、体の中身は分解されていたからだ。そうであれば、DNA配列の一部でも解読できる可能性はさらに低くなる。それでもこの発見は、これまでで最も『ジュラシック・パーク』の世界に近いものではあった。

◇ ◇ ◇

※世界中の映画ファン、恐竜ファンを魅了してきた『ジュラシック・パーク』の全米公開25周年を記念した、本誌SPECIAL EDITIONムック「『ジュラシック・パーク』シリーズ完全ガイド」は、シリーズ全作の知られざる逸話や最新作の見どころが満載。こちらからお買い求めになれます。


※シリーズ完全ガイドムック発売記念『ジュラシック・ワールド/炎の王国』鑑賞券を10組20名様にプレゼント!

【参考記事】『ジュラシック・ワールド』最新作監督「恐竜の声で俳優たちを...」




クリスティン・ヒューゴ


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください