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「空飛ぶ電車」は夢のまた夢か?

ニューズウィーク日本版 / 2018年7月18日 19時0分

奇抜な未来のテクノロジーのアイデアをCGIで製作し、ユーチューブで公開しているセメノフの会社ダヒール・インサートは以前、ジャイロスコープの原理を利用したバス交通網を提案した。このバスは、車道に敷かれた線路上を走行するが、本体は車道の数メートル上の空間を移動するため、混みあう都市中心部でも移動しやすい。

交通機関以外でも、大地震で建物が倒壊したときに就寝中の人間の命を守るベッドのアイデアも動画で公開している。ベッドのマットレスの下に空気のついた巨大な頑丈な箱が設置されており、地震の揺れを感知すると、マットレスが眠っている人間ごと箱の中に落ち、上から蓋がかぶさる仕組みだ。




ロールスロイスが数年以内の実用化を目指す「空飛ぶタクシー」


荒唐無稽だという批判に、セメノフは断固として反論する。オーストラリアの学生新聞ホニ・ソイトに対し、自分が動画で発表したアイデアはすべて「技術的に実現可能なソリューションであり、実用化にあたって障害はない」と答えた。

セメノフの動画は人気を夢があって人気だが、実現するのは、空飛ぶ電車より空飛ぶ自動車のほうが早そうだ。

英航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスは7月16日、プロペラで推進する「空飛ぶタクシー」を今後数年で実用化すると発表した。空飛ぶタクシーをめぐっては、グーグルと米配車サービス大手のウーバーがそれぞれのコンセプトで開発を進めており、競争が激化しそうだ。

(翻訳:栗原紀子)

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スコッティー・アンドルー


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