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中国人留学生は国外でも共産党の監視体制に怯えている

ニューズウィーク日本版 / 2018年8月1日 18時30分

一方で、支援の輪も想像しなかったほど広がっている。カリフォルニア大学アーバイン校で学んでいるある賛同者からは、こんな感動的なメッセージが届いた。

「ビラを貼ろうかどうか、しばらくの間悩んでいた。私の行動に賛同しない人に見つかることが心配だったから。でも、マーチン・ルーサー・キングは『問題になっていることについて沈黙した日に、私たちの命は終わりに向かい始める』と語っていた。習の行いは絶対に間違っており、人々はあまりに長い間沈黙している。だからリスクを取ることに決めた。私の行動によって変化が生まれ、事態が好転するよう祈っている」

冷え込む春の夜に私たちが大学の掲示板にビラを貼った行為は、ささやかな抵抗であり、正しいと信じて育った共産党のイデオロギーと個人的に決別した瞬間だった。だが、一歩を踏み出したのは私たちだけではない。

From Foreign Policy Magazine

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[2018.7.17号掲載]
チウ・チョンスン(仮名、アメリカ在住の活動家)


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