トランプが脅してもインドと中国はイランの味方
ニューズウィーク日本版 / 2018年7月25日 16時52分
中国は、フランス、ドイツ、ロシア、イギリスとともに、トランプが一方的に離脱した核合意を維持しており、制裁に加わる理由もない。
アメリカとイランの間の緊張にもかかわらず原油価格が比較的安定しているのは、こうしたアメリカとその他の主要国の足並みの乱れから、対イラン再制裁があっても原油不足にはならないと市場が考えているからだろう。原油は逆に過剰になるというのか、北海ブレント原油の価格はここ数日下落している。
(翻訳:ガリレオ)
International Business Times
<本誌7/31号(7/24発売)「世界貿易戦争」特集では、貿易摩擦の基礎知識から、トランプの背後にある思想、アメリカとEUやカナダ、南米との対立まで、トランプが宣戦布告した貿易戦争の世界経済への影響を検証。米中の衝突は対岸の火事ではない>
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ヒマーンシュ・ゴエンカ
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