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トランプが最高裁判事候補に指名した「童貞」発言のカバノーは、集団レイプも計画していた?

ニューズウィーク日本版 / 2018年9月26日 19時20分

この告発に対するカバノーの公式な回答を待つため、カバノーの連邦最高裁判事就任を承認する投票は延期された。フォードも27日に上院司法委員会で証言することになっている。

ミッチ・マコネル上院議員(共和党)はこれらの告発を、カバノーの承認手続きを遅らせようとする民主党による組織的中傷、とはねつけ、共和党はカバノーの指名承認に向けて突き進むと述べた。

共和党がカバノーを擁護するのは、保守派の彼の指名が承認されれば、9人の最高裁判事のうち5人が保守派になるから。人工妊娠中絶を禁止するのも、銃規制を緩和するのも、自由自在、ということになりかねない。トランプの狙いもそこだ。



トランプは疑惑が浮上した当初は沈黙を守っていたが、最近では告発を「民主党によるニセの告発だ」としてカバノーを擁護している。

だが、カバノーに対する告発はさらに増えるかもしれない。

トランプが口止め料を払った不倫相手とされるポルノ女優、ストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)の代理人を務める有名な弁護士、マイケル・アベナッティが、カバノーの過去の性的行為についての情報を知る第3の女性の代理人を務めていると言い出した。

アベナッティは、彼が上院司法委員会に送った電子メールの一部をツイッターで公開。そのなかで、カバノーとその友人ジャッジが「アルコールとドラッグで複数の女性を酔わせ、集団でレイプすることを計画していた」ことの「重大な証拠」がある、と書いている。

(翻訳:栗原紀子)

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