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NYで白人至上主義者が乱闘騒ぎ、トランプと共和党と警察も共謀?

ニューズウィーク日本版 / 2018年10月16日 16時0分



乱闘騒ぎを受けて、警察は3人を逮捕。いずれも人種差別反対のデモ参加者だったと報じられている。しかし地元の当局者たちからは、プラウドボーイズのメンバーが誰ひとり逮捕されなかったことに懸念の声が上がっている。

「白人至上主義者がニューヨーク市の路上でヘイトクライムを――しかもニューヨーク市警の目の前で――実行し、彼らのうち誰も逮捕または訴追されないのは、きわめて不愉快だ」と、ニューヨーク市会議員のロリー・ランクマン(民主党)は言う。

プラウドボーイズの創設者でこの夜のスピーカーでもあったギャビン・マッキノンは10月14日のポッドキャストで、乱闘騒ぎのときは「ニューヨーク市警にはとても助けられた」「彼らの青い制服に礼を言う」と、警察は彼らの味方であるかのようなコメントをした。

ニューヨークのビル・デブラシオ市長(民主党)は、警察は徹底的に捜査を行うと語った。地元ケーブルテレビ局のNY1によれば、デブラシオは「ニューヨーク市警は、プラウドボーイズが関与した10月12日夜の攻撃について徹底した捜査を行っている」とし、「何か知っている人は協力を」と市民に呼びかけた。

「ニューヨーク市はヘイトクライムを決して容認しない。暴力をふるった者も、それを煽った者も、罪を犯した者は法を最大限に適用して処罰する」

(翻訳:森美歩)

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ジェイソン・レモン


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