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この虫を見たら要注意!大量発生で農作物や木を枯らす害虫が拡散中

ニューズウィーク日本版 / 2018年10月16日 18時0分

「後翅は赤と黒のまだら模様で、白い帯状の部分がある。脚と頭部は黒く、腹部は黄色で、幅広い黒い縞が入っている。幼虫のときは、黒に白い斑点があり、成長とともに、黒い背景に赤い領域が現れる」

同州農務省は、以下のように伝えている。「成虫と若虫は、植物の若い茎や葉軸の師部にとがった口器を突き刺し、汁を吸って生きている。そして、排泄物の液体を大量に排出し、すす病(黒く汚れたようなカビが生える病気)を発生させる」


シタベニハゴロモを見かけたら通報するよう呼びかけるニュージャージー州の動画



アメリカの農学者によると、ペンシルベニア州でブドウやリンゴを栽培する農家は警戒し、駆除に努めているという。今はちょうど産卵期にあたるからだ

農学者のレポートには、「いまの時期は、すべてのシタベニハゴロモが成虫になっており、メスは、樹木や石、フェンス、柵の支柱、ブドウ棚の支柱といった表面が硬い場所に産卵する」と書かれている。「シタベニハゴロモは、ワインもしくはジュース用のブドウを好むようで、つる1本に200匹から250匹いることもある」


【閲覧注意】ペンシルバニア州の木材の会社が作った動画


(翻訳:ガリレオ)

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