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米中武力衝突の危険高まる、核使用の可能性も──米論文

ニューズウィーク日本版 / 2018年10月18日 16時10分

だが、中国が他の方法で介入を試みているのは専門家も認めるところだ。

ロイター通信によれば、情報セキュリティ企業クラウドストライクのドミトリ・アルペロビッチ最高技術責任者も先日、中国人ハッカーの活動が活発化しているとの見方を示した。中国のハッカーは、アメリカや西ヨーロッパ全域の政府機関にとって「最大の脅威」になっているという。

FBIのクリス・レイ長官も10月10日、上院国土安全保障・政府問題委員会で証言し、中国はアメリカおよびその国益にとって「非常に重大な脅威」になっていると述べた。「中国はさまざまな面で、わが国が直面する防諜上の最も広範で複雑で長期的な脅威と言える」

CIAの東アジアミッションセンターの幹部であるマイケル・コリンズは7月、アスペン安全保障フォーラムにおいてアメリカが現在直面している最も深刻な脅威は中国からのものだと発言した。またコリンズは、世界における現在の中国の行動は「基本的には一種の冷戦」と定義できると主張した。

(翻訳:村井裕美)

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