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元中国人・李小牧の立候補ドキュメンタリー『選挙に出たい』の監督が使えなかったシーンとは

ニューズウィーク日本版 / 2018年12月4日 16時0分

――女性だから撮影しにくい場所というのはなかった?

それは特にない。反対に、ホストクラブは女性だから入りやすかったというのはありますが。(撮影中は)私はいつも終電で帰っていた。李さんはあの世界の人間だから、夜中には違った一面をみせる。でも今回はあくまで選挙についての作品にしようと思っていたので、別の意味で人の興味を引くような、選挙にとって余計な部分は全部省いた。これから遊びに行く雰囲気だな、と思ったら、「これで失礼します」と。あくまで候補者としての李さんを撮った。

――撮影したが、作品に入れなかった場面もいろいろあると思うが。

例えば、李さんに対する現役警察官のコメントは取れたし、やーさんのコメントも取れた。でも、それは選挙の(世界を描く上では)邪魔になるから捨てよう、と。歌舞伎町の部分は人の興味を引くだろうし、見ればそれなりに面白いが、でも1本の作品においてはちょっと邪魔だった。苦労して撮れたとしてもマイナスの効果があるとしたら捨てよう、と。


大橋 希(本誌記者)


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