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南アフリカで繰り返される「土地改革」による人種対立

ニューズウィーク日本版 / 2018年12月14日 17時0分



米ブルームバーグによると、この問題は南アの農業経済を直撃したという。農産業の景況感指数は06年以来最低水準の42ポイントに下落。昨年末には1ヘクタール=約990ドルだった地価も今年7月には約670ドルに下がった。

8月には米FOXニュースが「南ア政府が白人農場主から土地を奪っている」と報道。トランプ米大統領が「南アにおける土地の強制収用と農場主殺害について詳しく調べよ」と、ポンペオ米国務長官に指示する事態となった。

その後、米USAトゥデーはFOXの報道が誤報だと指摘。南ア政府は「わが国を分断し、植民地時代を想起させるような偏狭な見方を断固拒否する」とツイッターで反発するなど、混乱は続いている。

<本誌2018年12月18日号掲載>



※12月18日号(12月11日発売)は「間違いだらけのAI論」特集。AI信奉者が陥るソロー・パラドックスの罠とは何か。私たちは過大評価と盲信で人工知能の「爆発点」を見失っていないか。「期待」と「現実」の間にミスマッチはないか。来るべきAI格差社会を生き残るための知恵をレポートする。


ロバート・バレンシア


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