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トランプが国境の壁にこだわる理由

ニューズウィーク日本版 / 2019年1月8日 14時0分



トランプは2018年1月、「壁は壁だ。最初に壁建設を思いついた日から、何の変化も進化もない」とツイートしている。だが現実には、国境の壁に関するトランプの言葉や目的は何度も変化してきた。共和党のリンゼー・グラム上院議員は2018年12月末、壁は「国境警備のたとえ」にすぎないとまで発言している。

2017年11月には、トランプはFOXニュースに対して、壁の必要性についてトーンダウンした発言も行っている。「国境は約3200キロメートルもある。山もあれば川もあり、壁の建設が必要ない部分もある」。一方、2016年12月にメキシコの大統領が壁の建設費用を支払わないと発言したときは「壁をあと3メートル高くする必要がある」と言った。

「トランプが壁に執着するようになったのは、それが支持者を盛り上げる上で大きな効果があったからだ」とハイルマンは言った。「彼にとって事実なんてどうでもいい。そしてそれと同じ理由で、彼は今も壁の建設に強く固執している」

(翻訳:森美歩)



ベンジャミン・フィアナウ


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