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興奮! しつこく、粘り強く「はやぶさ2」とチームは一体となった

ニューズウィーク日本版 / 2019年2月26日 20時0分

タッチダウンの約1分後にはやぶさ2が上昇しながらタッチダウン地点付近を撮影した画像。 広角光学航法カメラ(ONC-W1)で機上時刻(はやぶさ2とリュウグウの現地時刻)2019年2月22日07:30ごろに撮影された。クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)


上昇するはやぶさ2が撮影した画像にタッチダウン予定地点を重ねた図。矢印の先の白い点は、目印としたターゲットマーカ。クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

人工的にクレーターを作る重要なミッションに

今後はやぶさ2は、3月から4月にかけて、インパクターと呼ばれる銅製の衝突体をリュウグウ表面にぶつけ、人工的にクレーターを作る重要なミッションに挑む。クレーターの直径は2~3メートルになると考えられており、このクレーター付近に降りて物質を採取するとすれば、第1回タッチダウン同様に精密な着陸を要求される。

第1回タッチダウンにあたり、はやぶさ2が事前に観測した情報を元に、着陸予定地付近の3D地形モデルを作成して準備に望んだ。佐伯プロジェクトエンジニアのいう「L08の岩の数、高さまで」調べたということだ。インパクター衝突後には地形が一変するため、改めて3D地形モデルの作成も検討しているという。しつこく、粘り強くはやぶさ2とチームは一体となって、次の重要ミッションに挑もうとしている。


秋山文野


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