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トランプの最新エセ科学:風力タービンは「がんの元」

ニューズウィーク日本版 / 2019年4月4日 15時8分

3月末にミシガン州で開いた2020年大統領選に向けた選挙集会でも、トランプは国内の風力発電インフラを拡大すべきというクリントンの計画を攻撃した。「ヒラリーはあらゆるところに風車を建てたがった。風車を建てましょう、風が吹かない日にはテレビを消してちょうだい、ってね」

3月はじめに開かれた保守政治活動集会(CPAC)では、トランプは民主党左派が提案している「グリーン・ニューディール」政策を攻撃する中で、風力発電の有効性を一蹴。「風がやんだ時が、あなたの家の電気が止まる時だ」と主張した。

だがトランプの反対にもかかわらず、アメリカの風力発電業界は成長を続けている。米風力エネルギー協会によれば、同業界は2017年に10万人以上を雇用し、アメリカのエネルギーの6.3%を供給した。米エネルギー情報局によれば、風力発電は2019年までに水力発電を超えて、アメリカ最大の再生可能エネルギー源になる見通しだ。

(翻訳:森美歩)



※4月9日号(4月2日発売)は「日本人が知らない 品格の英語」特集。グロービッシュも「3語で伝わる」も現場では役に立たない。言語学研究に基づいた本当に通じる英語の学習法とは? ロッシェル・カップ(経営コンサルタント)「日本人がよく使うお粗末な表現」、マーク・ピーターセン(ロングセラー『日本人の英語』著者、明治大学名誉教授)「日本人の英語が上手くならない理由」も収録。



デービッド・ブレナン


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