音声は出版の新しいフロンティア──文字以上の可能性を秘めている
ニューズウィーク日本版 / 2019年4月4日 17時45分
これらは、音声コンテンツを再生できるだけでなく、それを販売することもできる。Webは「放送」も「ライブ」もいや「それ以上」のことも出来たからだ。
20世紀の終わりに、ついに音声は文字との垣根を乗り越えた。デジタルが活字を扱えるようになって間もなく、音声は文字に、文字は音声に変換が可能になり、その効率と精度は、時間とともに着実に向上した。目も眩むような高解像度グラフィックの、音声が重要なインタフェース言語でもあることに注目した人はあまりいなかったが、これも重要な変化だった。
20年後に、AIの進化で面目を一新した「音声エージェント」で、われわれは人類最古の「出版」がいまでは強力で豊かななテクノロジーに支えられていることを知った。音声は出版の新しいフロンティアであり、文字以上の付加価値を秘めている。
※EBook2.0 Magazineからの転載です。
Web時代のブックビジネス─本/著者/読者に何が始まったか: Kindle以後10年Book II-1
鎌田博樹(EBook2.0 Magazine)
この記事に関連するニュース
-
オトバンク、国内導入実績No.1の電子図書館サービス「LibrariE & TRC-DL」にオーディオブックを提供 読書バリアフリー推進に向けて連携
PR TIMES / 2024年7月3日 15時45分
-
「令和6年度情報バリアフリー通信・放送役務提供・開発推進助成金」の助成対象に「VUEVO (ビューボ)」が採択されました
PR TIMES / 2024年7月2日 17時15分
-
若手社員の半数以上は社内コミュニケーション不足。今後重視したいのはメールやチャットより「音声」【20代の若手社員500人に調査】
PR TIMES / 2024年6月27日 13時15分
-
Meiji Seika ファルマが全社員に「audiobook.jp法人版」導入 音声版の社内報「社内ラジオ」を社内コミュニケーションに活用
PR TIMES / 2024年6月27日 11時0分
-
発売1週間で10万部突破。読書と仕事のあり方に向き合うベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が、オーディオブックで登場!
PR TIMES / 2024年6月12日 15時45分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)