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ベネズエラ国会議長が緊急寄稿「マドゥロの居座りを終わらせよう」

ニューズウィーク日本版 / 2019年4月11日 15時0分

私はベネズエラ国会の議長として、また憲法の定める手続きに従って暫定大統領となって以来、こうした努力の先頭に立ってきた。この仕事にはリスクが伴う。家族や協力者、私自身の命や自由が奪われることもあるかもしれない。

しかし私が最も憂えるのは私自身の運命ではない。私が憂慮するのは、この国の人々が子供に与える薬もない状況に置かれ続け、この先も高齢者が栄養不良で死んでいく事態だ。この先もマドゥロ独裁が続き、大勢の国民が飢えや苦難に耐え続けなければならない事態だ。

私たちは今後も、状況を暴力的な方法で打開することは拒否する。しかし南アフリカの故ネルソン・マンデラが言ったとおり、「闘いの形を決めるのは抑圧者の側であり、抑圧された人々ではない」のだ。

<本誌2019年04月16日号掲載>



※4月16日号(4月9日発売)は「世界が見た『令和』」特集。新たな日本の針路を、世界はこう予測する。令和ニッポンに寄せられる期待と不安は――。寄稿:キャロル・グラック(コロンビア大学教授)、パックン(芸人)、ミンシン・ペイ(在米中国人学者)、ピーター・タスカ(評論家)、グレン・カール(元CIA工作員)。


フアン・グアイド(ベネズエラ国会議長)


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