航空会社のリクライニング制限は、乗客の敵か味方か
ニューズウィーク日本版 / 2019年4月17日 16時30分
あるメンバーは、「状況による」と書いている。「夜のフライトで、後ろの座席の乗客が眠っているなら問題ない。でも、フライトの間ずっとリクライニングのままというのは、絶対によくない。たしかに本人にとってはそのほうが快適だが、後ろの気の毒な乗客にとってはそうではない」
マナー違反者は「座席を後ろから蹴られても当然だ」とも書かれている。
だが別の回答者は、シートベルト着用サインが消えたら直ちにリクライニングボタンを押すと書いている。「おそらく小型のプロペラ機以外は、どんな飛行機にもリクライニング機能はある。これからは長距離フライトでしか使ってはいけなくなるというのなら、航空会社はそれを乗客に知らせるべきだ。航空会社は(座席を一つでも多く詰め込むために)『余分なもの』をどんどん省いてきた。今度はリクライニングまで奪おうというわけだ」
とりあえず、リクライニングのマナーを復習しておこう。ディスカラは言う。
「リクライニングする前に、振り返って後ろに座っている人に合図をするのが作法だ。後ろの人がドリンクを飲んでいたり、ノートパソコンを出したりしていないか、あるいは眠っているかどうかを確認する。飛行機に乗っているときは、誰に対しても心の底から丁寧に振る舞わなければ何が起こるかわからない」
(翻訳:ガリレオ)
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ダニエル・アベリー
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