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ウィキリークスのアサンジの猫はどこへ? 懸念された猫の行方は......

ニューズウィーク日本版 / 2019年4月19日 15時30分

実は、アサンジ容疑者の猫のインスタグラムは2017年3月以降更新されておらず、ツイッターも2018年3月に他人がした投稿をリツイートしたのを最後にすでに動きを見せていなかった。



猫が見つかった!

英BBCの2018年10月16日付の記事によると、エクアドル大使館はアサンジ容疑者に対し「ハウス・ルール」を設定しこれに従うよう要求した。ハウス・ルールには「猫にきちんと餌をあげて面倒を見ること」などが含まれていた。面倒を見なければ猫を保護シェルターに連れて行くと言われたという。

また今年4月12日付の英インディペンデント紙は、元ウィキリークスのジェームズ・ボール氏がツイッターで、自分が猫を引き取ると提案したものの、大使館は猫をシェルターに引き渡してしまったと書いていたと報じた。

そのため、猫はシェルター行きとなってしまったのか、もう行方は分からないのか......と落胆に似た空気が、アサンジ容疑者の猫の行方を懸念していた人たちの間に広がった(ように感じたのは筆者だけではないはずだ)。

ところが13日、「猫は保護されていた」とのニュースが駆け巡った。

ウィキリークスがツイッターで、アサンジ容疑者の猫の姿をビデオとして投稿したのだ。猫は、主人の身柄が確保される様子を報じるテレビの前で座っていた。ウィキリークスは、「アサンジの猫は無事です。昨年10月中旬、大使館の脅しから猫を救ってほしいとアサンジが弁護士にお願いしました。アサンジと猫は自由の身になって再会することになるでしょう」とツイートした。



英デイリーメール紙によると、アサンジ容疑者の家族が現在、猫の面倒を見ているとのことだ。

We can confirm that Assange's cat is safe. Assange asked his lawyers to rescue him from embassy threats in mid-October. They will be reunited in freedom. #FreeAssange #NoExtradition pic.twitter.com/zSo8RfXXc9— WikiLeaks (@wikileaks) 2019年4月13日


Assange: 2000+ days in Ecuadorian Embassy






松丸さとみ


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