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遠藤謙、義足開発で起業し、目下の目標は「東京パラ金メダル」【世界が尊敬する日本人】

ニューズウィーク日本版 / 2019年4月26日 16時30分

「ある技術が市場に出て定着し、社会のインフラになるところまでが技術革新。この流れの中で大企業とは違う僕たちの役割は、人々の先入観を覆すものや技術を最初に提示することだと思っている。それが議論を生み、人間の進化にもつながる」

MIT時代にインドの義足開発に関わった経験から、途上国にも目を向ける。いま始めようとしているのはラオスの義足ランナーの支援だ。

目下の目標は、2020年東京パラリンピックでの金メダル。どんな「驚き」を演出してくれるか、世界が楽しみに待っている。

Ken Endo
遠藤 謙
●義足エンジニア

<2019年4月30日/5月7日号掲載>

※この記事は「世界が尊敬する日本人100人」特集より。詳しくは本誌をご覧ください。

「世界が尊敬する日本人100人:2019」より
●羽生結弦が「最も偉大な男子フィギュア選手」である理由
●夢破れて31歳で日本を出た男が、中国でカリスマ教師になった:笈川幸司
●中国人が蒼井そらを愛しているのはセクシー女優だから──だけではない
●世界屈指のプロゲーマー梅原大吾「人生にリセットボタンはない」の転機【世界が尊敬する日本人】

※過去の「世界が尊敬する日本人」特集で取り上げた人の一部は、本ウェブサイトのニューストピックス「世界が尊敬する日本人」に掲載しています。


大橋 希(本誌記者)


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