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米大統領選、バイデン出馬で身構えるトランプ

ニューズウィーク日本版 / 2019年4月26日 16時30分

マクダニエルはこうツイートしていた。「ジョー・バイデンが記録を見たいと思ったときのために書いておこう。オバマとバイデンの8年間で、製造業の雇用者数は19万3000人も減った。トランプは2年あまりで、製造業で45万3000人の雇用を創出した。バイデンにアメリカを後退させてはならない!」



マクダニエルが主張するように、オバマ政権時代に製造業で雇用が減ったのは確かだ。しかし、他業種を計算に入れれば、全体で1130万の雇用を創出している。この数字は、民主党のビル・クリントンや共和党のロナルド・レーガンといった歴代大統領の時代よりは少ないが、共和党のジョージ・W・ブッシュ政権時よりははるかに多い。ブッシュ退任時までの雇用増数はわずか130万人だった。トランプ政権は、2018年末までに470万の雇用を創出している。

2020年大統領選への出馬を表明した民主党候補者たちに関しては、全米規模で実施された世論調査のほとんどにおいて、バイデンが最有力候補者だ。政治データを扱うリアル・クリア・ポリティクスが最近の世論調査をまとめたものによると、現在バイデンは平均29.3%の支持を受け、乱立する候補者をリードしている。それに続くのが、バーモント州選出の無所属バーニー・サンダースの23%だ。また、3月に行われたFOXニュースの世論調査では、2020年にバイデンとトランプが大統領の椅子を争うことになれば、47%対40%でバイデンがトランプを破るという結果が出た。

(翻訳:ガリレオ)



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バイデンが立候補を表明したキャンペーンビデオ。白人至上主義を容認するトランプを批判した


「女性に触り過ぎ」「強引なキスをされた」などと非難されるスキャンダルもあった

ジェイソン・レモン


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