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好調イングランド代表の裏にあるこれだけの課題

ニューズウィーク日本版 / 2019年5月8日 17時0分

Bチームの活用で最も成功しているのは、ポルトガルかもしれない。ユーロ2016で優勝したポルトガル代表23人のうち9人は、各クラブのBチームに所属していた。しかも、17年のU20ワールドカップで準々決勝まで進んだポルトガル代表21人のうち20人がBチームに所属していた。

世界のサッカーは、Bチームシステムを活用する方向に進んでいるようだ。イングランドも、その採用を真剣に考えるべきだろう。とりわけブレグジット(イギリスのEU離脱)が現実のものになれば、これまでは容易だった大陸ヨーロッパからの選手の移籍についても状況が変わってくる。

サウスゲートは、イングランドのサッカーの欠点はかなり改善されているとした上で、プレミアリーグでの自国選手の割合の低さは「パズルの欠けているピース」だと言う。

「マンチェスターシティーB」対「リバプールB」のように、強豪クラブのBチーム同士の対戦が下部リーグで毎週行われるようになれば、このパズルも完成するのかもしれない。



Francisco Fardilha, Doctoral Researcher and Associate Fellow, University of Stirling and Maurizio Valenti, Doctoral Researcher in Sport, University of Stirling

This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.

<本誌2019年04月23日号掲載>


フランシスコ・ファルディラ、モリッツィオ・バレンティ


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