イラン戦争に突き進むアメリカ
ニューズウィーク日本版 / 2019年5月9日 17時0分
これらを考え合わせると、今はきわめて危険な瞬間だ。事態が制御不能になる前に沈静化させ、イラン政府との間に高級事務レベルの対話チャネルを開設し、新たな交渉の第一歩として核合意に戻る意思を示すのが、トランプ政権にとって賢明な道だろう。
だがトランプ政権がその道を選ぶ見通しはゼロだ。同政権は緊張を最大限に高める戦略を強化しており、トランプ自身が認識しているかどうかに関わらず、彼らが既に戦争に向かう道を歩んでいることを示す証拠は増加している。
(翻訳:森美歩)
From Foreign Policy Magazine
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コリン・カール
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