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LGBTが多い住宅地の地価が高いのはなぜ?

ニューズウィーク日本版 / 2019年5月27日 15時45分

「ゲイだけでなく、LGBTQと共通する立場にある白人以外の人々やトランスジェンダー、女性など、高収入を得る可能性が低い人々は疎外される可能性がある」

LGBT地区の住宅価格高騰は、新しい現象ではない。アメリカの住宅市場が急落した2012年には、LGBTの居住者が多い地域の不動産価格が平均して29%高くなる現象が全国でみられた。また、LGBT集中地域は、他の地区に比べて市場の復活ペースが速く、2017年にはLGBT地区の不動産価格は37%も割高になった。

逆に、同性カップル集中地区近辺の不動産が買いやすい値段に下がっている大都市も多い。ミズーリ州カンザスシティとテキサス州サンアントニオでは、LGBT集中地区の不動産の価格がそれ以外の地区より36%安くなっていた。LGBTが住む住宅地も二極化しているようだ。

(翻訳:栗原紀子)


※6月4日号(5月28日発売)は「百田尚樹現象」特集。「モンスター」はなぜ愛され、なぜ憎まれるのか。『永遠の0』『海賊とよばれた男』『殉愛』『日本国紀』――。ツイッターで炎上を繰り返す「右派の星」であるベストセラー作家の素顔に、ノンフィクションライターの石戸 諭が迫る。百田尚樹・見城 徹(幻冬舎社長)両氏の独占インタビューも。



ダン・カンシアン


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