トランプ訪英「恥ずかしくて見ていられない」元米大使
ニューズウィーク日本版 / 2019年6月5日 17時30分
「アメリカ的なものの見方からすると、コービンは否定的なエネルギーの人物だと思う。人は批判するのではなく、正しく行動することに心を向けるべきだと思う」と、トランプは続けた。
コービンはトランプの政策に批判的ではあるが、トランプとの会談を要請したことを認め、いつでも対話する準備はできていると述べた。
トランプ訪英に抗議するイギリス国内のデモについて、トランプは「フェイクニュース」だと主張したが、実際にロンドン各所で大規模な抗議活動が発生している。4日朝のトランプとテリーザ・メイ英首相の記者会見でも開始時にブーイングが起きた。
抗議デモの動画と写真はイギリスおよび国際メディアによって配信され、ソーシャルメディアでも拡散されている。政府の世論調査によると、イギリス人の67%がトランプについて否定的な見方をしており、好意を持っているのはわずか21%だ。
※6月11日号(6月4日発売)は「天安門事件30年:変わる中国、消せない記憶」特集。人民解放軍が人民を虐殺した悪夢から30年。アメリカに迫る大国となった中国は、これからどこへ向かうのか。独裁中国を待つ「落とし穴」をレポートする。
反トランプデモは「フェイクニュースだ」というトランプと、実際のデモ(6月4日)
ジェーソン・レモン
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