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生誕65周年、ゴジラの顔はこんなに変わってきた(写真15点)

ニューズウィーク日本版 / 2019年6月21日 16時45分

4期:21世紀型ヒーローの模索、さまようゴジラ

3年間の休止を経て再び復活したゴジラは、スタイルを一新させていた。前傾姿勢で燃え上がる炎をモチーフとした巨大で鋭角的な背びれ、体色もそれまでの黒から濃緑色。『ゴジラ2000』『ゴジラ×メガギラス』のゴジラはまさに21世紀型といえよう。『ゴジラ×メカゴジラ』などのゴジラも同デザインだが、直立姿勢で色調が変わった。

『ゴジラ2000』。キンゴジのような深く裂けた口と長い数本の牙が、猛々しさを表現する。 © 1999 TOHO CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

『大怪獣総攻撃』。徹底した悪役であるため、感情移入を拒むべく白目のみとなっている。 © 2001 TOHO CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

2001年の『大怪獣総攻撃』は、監督の金子修介の希望で昭和スタイルへと先祖返りし、対決怪獣を極めて小さくし、2mを超えるゴジラの着ぐるみにした。ゴジラの属性は太平洋戦争の「無念」「怨念」で、初代と相通じる部分も多い。2004年の『ゴジラ FINAL WARS』もデザインは昭和スタイル、アクション向きの造形にされている。

『ゴジラ FINAL WARS』。細長い印象の顔つき。素早い動きで怪獣を次々と瞬殺。 © 2004 TOHO CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

<Pen+(ペン・プラス)『完全保存版 ゴジラ、再び。』掲載>

【関連記事】『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』撮影現場で見た監督のこだわり

Pen+『完全保存版 ゴジラ、再び。』(CCCメディアハウス刊)1954年11月3日、日本が世界に誇る唯一無二のキャラクター、ゴジラが誕生した。東京湾から上陸したゴジラが銀座の街を破壊する圧倒的迫力に、観客は心を奪われた。その後、これまでに30作以上のゴジラ映画が製作され、シリーズ累計動員数も、日本だけで1億人を突破。2016年の『シン・ゴジラ』の大ヒットも、記憶に新しい。そして、ゴジラ生誕65周年となる今年、ハリウッド版ゴジラの最新作であり超大作、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』として、銀幕に再びゴジラが帰ってくる。ゴジラ、ラドン、モスラ、そしてキングギドラ――怪獣たちの壮絶なバトルに息をのむ。マイケル・ドハティ監督が、ゴジラ愛全開でつくった最新作紹介はもちろんのこと、誕生秘話から全作品解説、ライバル怪獣まで、ゴジラのすべてがわかる完全保存版。







『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
2019年5月31日(金)より全国東宝系にて公開中

出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、サリー・ホーキンス、渡辺謙、チャン・ツィイー他
監督:マイケル・ドハティ
脚本:マイケル・ドハティ、ザック・シールズ

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