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女子W杯優勝の米代表「もの言うFW」、男子選手と同じ賞金を求めて吠える

ニューズウィーク日本版 / 2019年7月9日 15時35分

今回の女子ワールドカップでは、決勝戦後の表彰式でインファンティーノとフランスのエマニュエル・マクロン大統領がピッチに姿を見せると、客席からブーイングと「イコール・ペイ(同一賃金)」というコールが湧き起こった。

試合後の会見でこれについて質問を受けたラピノーは、「私も同じ思いだ」と語り、FIFAは賃金格差に関する議論を前に進めるべきだと主張した。



「みんな、この議論を次の段階に進める用意ができたと思う。『私たちにその価値があるのか』『賃金を平等にすべきか』『市場が同じと言えるか』などの議論はもう終わりだ。ファンも選手たちも、多くの意味でスポンサーも、そうした議論はとっくに終えている」と彼女は語った。「世界中の女性の連盟や活動をどう支えていくか、という次の段階に移ろう。そのためにFIFAに何ができるのか、世界中のリーグを支援するために我々に何ができるのかを考えよう」

そしてラピノーは、ワールドカップでは全ての選手が「望み得る最高のショー」を見せたとつけ加えた。


ラピノーの優勝インタビューとシュート場面


「人々を感動させてサッカーを広め、その人気を高めていくために、私たちにできるこれ以上のことはない。議論を次の段階に進める時がきたのだ」と彼女は語った。

(翻訳:森美歩)


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ラピノーの優勝インタビューとシュート場面


この投稿をInstagramで見る Body in Motion. Megan Rapinoeさん(@mrapinoe)がシェアした投稿 - 2018年 6月月25日午後1時28分PDT



ドニカ・ファイファー


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