トランプを「無能」と正直に言った英大使、事実上の更迭 「忖度」足りず?
ニューズウィーク日本版 / 2019年7月11日 14時20分
「キム・ダロックが、外交官が本来するべき仕事をしたために、事実上更迭されたのは恥ずべきことだ」と、スコットランド行政府首相のニコラ・スタージョンは声明で批判した。「ボリス・ジョンソンがダロックのために立ち上がらなかったこと、そしてドナルド・トランプの行いに抵抗しなかったことは、多くを物語った」
緑の党のキャロライン・ルーカス下院議員も、今回の一件はイギリスにとって「危険な前例」をつくったと指摘。声明で次のように批判した。
「キム・ダロック氏は悪意に満ちたリークや、短気なトランプのかんしゃく、そして自国のために立ち上がることを怠ったボリス・ジョンソンの利己主義のために、辞任に追いやられた。この一件は、今後に暗い影を落とすことになる」
(翻訳:森美歩)
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クリスティナ・マザ
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