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深海で体長5メートルの巨大サメが至近距離に!(迫力動画)

ニューズウィーク日本版 / 2019年7月25日 17時58分

タグは3カ月後にサメの体から自動的にはずれ、海面に浮き上がって、記録されたデータを衛星経由でチームに送信する仕掛けだ。



深海でタグを付ける世界初の試みを成功させるため、調査チームはオーシャンXが提供した潜水艇ナディールを使用。3次におよぶ調査で12回余りの潜航を試みた末、6月29日、水深約500メートルでタグの装着に成功した。

「水深500メートルではどんなミッションも達成困難だ」と、ネイラーは本誌に語った。「
それに比べ、この深さでカグラザメを見つけるのはずっと簡単だった。まずまず多く生息しているようだ」

効率的な捕食者

狙ったターゲットに命中したかどうかを確かめるため、チームはサメを撮影。体側からタグが突き出しているのを確認できた。

今のところ世界のカグラザメの生息数は不明だが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、カグラザメは「準絶滅危惧種」に指定されている。

主として死肉を食べると考えられているが、IUCNによると、ありつけさえすれば、エイやほかのサメ、イカ、カニ、ナマコ、エビなど、いろいろな獲物を食べる効率的な捕食者だという。


※7月30日号(7月23日発売)は、「ファクトチェック文在寅」特集。日本が大嫌い? 学生運動上がりの頭でっかち? 日本に強硬な韓国世論が頼り? 日本と対峙して韓国経済を窮地に追い込むリベラル派大統領の知られざる経歴と思考回路に迫ります。



潜水艇を覗き込んだ大型のメス



アリストス・ジョージャウ


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