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ディカプリオがアマゾン火災のため500万ドル調達 他のセレブも続々と

ニューズウィーク日本版 / 2019年8月27日 16時30分


アマゾン火災に懸念を示し、寄付を行うセレブはディカプリオだけではない。なかには、ブラジル大統領ジャイル・ボルソナロが火災の影響を軽視していると非難するセレブもいる。

「世界的な」緊急事態

歌手マドンナはインスタグラムにこうコメントした。「ボルソナロ大統領、お願いだから政策を変更して、あなたの国だけでなくこの地球全体を助けてほしい。この地を守ることよりも大事な経済発展など存在しない。私たちは目を覚まさなくてはならない!!」

リアリティ番組スターのキム・カーダシアンは、ディカプリオが投稿したのと同じ画像にキャプションを添えて投稿した。「どうやって手助けしたらいいのか、わかる人はいる?」

「United Nations(国連)」にタグ付けするようファンに強く求めたのはR&Bシンガーのミゲル。「ブラジルやアマゾンのために祈るんじゃない。自分自身のために祈ろう。これは『世界的な』緊急事態であり、全人類の安全に影響を及ぼすものだ。@unitednationsとタグ付けして投稿しよう」



アメリカ農務省が7月に公表した報告書によると、ブラジルは世界最大の牛肉輸出国であり、その供給量は世界全体のほぼ20%を占める。そして多くのセレブが、ボルソナロの政策が農家を増長させていると指摘している。牧草地確保のために森林を違法に開発する行為の規制を、ボルソナロ政権が緩めているのだ。

ネットフリックスの人気リアリティ番組「クイア・アイ」に出演するボビー・バークはこうコメントした。「(アマゾンでは)牧畜用に森を開拓しようと、意図的に火がつけられている。個人的なレベルの対策としては、肉の消費を抑えればいい。そうすれば、土地をさらに切り開く必要性が減る」

歌手のアリアナ・グランデは8月14日、インスタグラムにアマゾン火災の写真を3枚投稿し、次のようなキャプションをつけた。「もしあなたがブラジル出身ではなくて、そこで起こっていることを全然知らないのだとしたら、これを見て。世界最大の熱帯雨林が16日連続で燃えている。なのに、メディアはそれをちっとも気にしちゃいない。#PrayForAmazonia(アマゾンのために祈ろう)」

(翻訳:ガリレオ)


※9月3日号(8月27日発売)は、「中国 電脳攻撃」特集。台湾、香港、チベット......。サイバー空間を思いのままに操り、各地で選挙干渉や情報操作を繰り返す中国。SNSを使った攻撃の手口とは? 次に狙われる標的はどこか? そして、急成長する中国の民間軍事会社とは?


イルマ・ハサン


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