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米人気スーパーの菓子パッケージが批判を受けて変更、そのワケは?

ニューズウィーク日本版 / 2019年9月27日 18時0分

サーカス会場前で「動物をサーカスに使うなんてけしからん」と抗議する人々 (c) Kasumi Abe

アメリカでは、ファッションとしての毛皮も嫌悪の対象として、動物愛護団体から非難されるので、着用の場合はやや注意が必要だ。当然、動物への虐待は罪が重く、犯罪者として厳しく罰せられる。

1年前にはナビスコもデザイン変更

トレーダージョーズのイメージは、同ピーナツ菓子だけではなく、ピーナツバターやトイレットペーパーにも同様に使われていた。

トレーダージョーズは、象をイメージに使った理由として、「野生動物の中でも特に記憶力が良いとされている象を描くことで、記憶=一度食べたら忘れられないバンバ・ピーナット・スナックスの味と結びつけたかった」と、悪意はなかったとしている。

しかし今回のPETAからのクレームを受け、同社は関連するすべてのパッケージデザインを変更し、販売再開を目指す。

PETAはこのほかにも、ちょうど1年前、ナビスコのロングセラーのクラッカー菓子「バーナムズ・アニマル・クラッカーズ」(Barnum's Animal Crackers)のイメージがサーカスの移動車の中に入れられた野生動物だったため警告し、デザインを一新させることに成功している(新デザインは自然の中を歩く野生動物)。今後、トレーダージョーズの象は、曲芸の様子からどのように変わるだろうか。



Animal crackers remove cages from packaging after PETA complaint


安部かすみ


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