中国vsインド、グローバルサウス「新リーダー」をめぐる争いの行方【注目ニュースをアニメで解説】
ニューズウィーク日本版 / 2023年9月29日 12時0分
一帯一路のインフラプロジェクトでは中国政府からの資金が枯渇し始め、アフリカでは中華思想が人種差別と表裏一体だと知られるようになってきた。
また、途上国は西側と中国の対立に巻き込まれることにも警戒している。
こうした状況で、インドが中国に代わってグローバルサウスのリーダーとなる態勢を整えている。人権問題を抱えているものの、世界最大の民主主義国家として、中国のような政治的抑圧は行っていない。この展開を西側も受け入れようとしている。
ただし、中国はインドの挑戦をおとなしく受けるつもりはない。インドにとって最も大きな脅威は、チベット高原から流れてくる水資源を完全に支配されることだ。また、中国はインドの敵国パキスタンに戦闘機や攻撃型潜水艦を供給している。
重要なのは、グローバルノースとサウスの仲介者としてのインドの立ち位置に、西側がしびれを切らさないことだ。
■詳しくは動画をご覧ください。
※この動画は「中国の見せる「夢」から、途上国が醒めはじめた...グローバルサウスの新リーダーはインドか?」に基づいています。
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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
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