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「環境分野の仕事に就きたい」...環境業界の公正性と多様性を実現する「求人サイト」の挑戦

ニューズウィーク日本版 / 2023年10月13日 12時50分

立ち上げた求人サイト「グリーン・ジョブズ・ボード」 BROWN GIRL GREEN AND PHIL BARKERーFUTURE PUBLISHING/GETTY IMAGES

サイトは出だしから快調で、程なく営利・非営利を問わず多数の企業や団体が金を払って求人情報を載せるようになった。

特に力を入れているのは黒人や先住民など非白人がトップを務める企業・団体の人材募集だ。ただし気候変動対策と多様性の推進を目指す組織なら、環境活動家が敵視するような企業でも排除しないとドラットマンは言う。

「バツ印を付けて締め出すよりも対話を重ねるほうがいい」

就職斡旋は始まったばかりで従業員6人の零細ビジネスだが、資金を調達して新たな事業も展開しようと構想を練っている。ただ、核心的なミッションは環境分野における多様性の推進。そこはブレない。

そしてもう1つ、彼女が守っていることがある。「気候危機については不安や絶望をあおるような話が多すぎる。それにはくみしない」とキッパリ。「ユーモアや人間らしさがないと。だから投稿ではおバカなことで楽しんでいる自分も見せる」

それが事業成功の秘訣だろう。

クリスティー・ドラットマンのSNS

My advice on how to be an #empowered young woman in the 21st Century. Happy #FilipinoAmericanHistoryMonth #FilipinxTwitter pic.twitter.com/gRevQMWMBw— Kristy Drutman (Brown Girl Green) (@BrownGirl_Green) October 8, 2017

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デービッド・H・フリードマン(ジャーナリスト)


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