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「なぜ隠さなければならないのか?」...リリー=ローズ・デップの「大胆ファッション」が論争に

ニューズウィーク日本版 / 2023年11月23日 10時0分

フィンランドのロシアとの国境検問所にやってきた難民たち euronews / YouTube

<モデルで女優のリリー=ローズ・デップがSNSに投稿した写真が論争に。なぜ女性だけが?>

リリー=ローズ・デップが投稿した、薄手のグレーのシースルーのポロシャツに同素材のショートパンツ姿の写真が物議を醸し、コメント欄が批判の声で溢れている。

■【画像】批判を受けたリリー=ローズ・デップの「バストトップ」写真 を見る

近年、シースルーの衣装を着用してレッドカーペットなど公の場に登場するセレブは多い。

批判もある一方で「ありのままの姿」をさらけ出す勇気や姿勢、また社会で共有されている女性の体への偏見や固定観念に提起する発言を行うアーティストがいることで、好意的に受け止められている側面もある。

それにもかかわらず、なぜリリー=ローズ・デップがこれだけの批判を受けるのか? インスタグラムのコメント欄で議論が白熱し、次のような厳しいコメントが溢れている。

「あなたの家族は戸惑うでしょうね」
「服を着なさい」
「痩せすぎ」
「これを見て具合悪くなった」
「なぜあなたはいつも裸なのですか」
「こんな安っぽいことしないでください」

その一方で「女性が自分の体を恥と思わされるほうがおかしい」「彼女は着たいものを着て、好きなように露出すればいい」「純粋に自分の体に満足している、美しい女性です」「大人の女性なのだから、子供扱いすべきではない」など、擁護する声も。特に本質的なのは次のコメントであろう。

「男性は乳首を出しても許されるのに、女性だと批判されます。なぜそもそも隠さなければならないのですか?」

リリー=ローズ・デップはSNSでの今回の論争について沈黙を守っているが、かつて「THE IDOL/ジ・アイドル」での大胆なシーンについて次のように述べている。

「禁欲的になることに興味はありません」「正直言って、自分に挑戦しないもの、もしくは他の人に挑戦させない作品を作ることにも興味はありません」

そして次のようにも話している。

「アーティストとして誰かの心に響くことを願いながらものを生み出すことは、ある意味両刃の剣です」

今回の投稿写真への批判的なコメントにも動じていないし、おそらく自信すら持っているであろう、リリー=ローズ・デップ。

「いつか私に退屈すると思いますよ」とかつて述べたこともあるが、そのアーティストとしての哲学や発言、そして発信に世間はなかなか退屈してくれそうにもない。



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