独裁体制はなぜ「強い」のか? ...権威主義体制は実は「民主主義的手続き」を大事にしていた
ニューズウィーク日本版 / 2023年12月15日 9時10分
これからも権威主義体制の政治を分析して、研究論文や著作を英語で公刊することで世界の政治学コミュニティの発展に貢献していきたいです。同時に、海外の研究者との切磋琢磨のなかで生まれた研究成果を日本語で積極的にアウトリーチすることで、権威主義体制の政治を深く理解することの重要さを日本の読者にも示していければ、と考えています。この度は、そのための大きなきっかけをいただくことができ、大変光栄に感じています。
東島雅昌(Masaaki Higashijima)
1982年生まれ。ミシガン州立大学政治学部博士課程修了。PhD(政治学)。欧州大学院マックス・ヴェーバー博士研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授などを経て、現在、東京大学社会科学研究所准教授。著書The Dictator's Dilemma at the Ballot Box(ミシガン大学出版局)など。
待鳥聡史氏(京都大学教授)による選評はこちら
『民主主義を装う権威主義──世界化する選挙独裁とその論理』
東島雅昌[著]
千倉書房[刊]
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