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「これからは女王の時代」...ヨーロッパ王室の6人のプリンセスたち

ニューズウィーク日本版 / 2024年1月3日 9時20分

レオノール王女は、2005年にフェリペ王太子(当時)とレティシア妃(当時)の長女として誕生。現在でもスペインの王位継承法は男子優先長子相続制であるが、2014年に父が国王に即位した時点で王位継承者とされてきた。

そして昨年2023年10月に18歳の誕生日を迎えて成人し、スペイン憲法への忠誠を誓って正式に王位継承者になった。1868年まで在位したイサベル2世女王以来、約2世紀ぶりのスペイン女王となることが約束されている。

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2023年9月に父フェリペ国王と同じく陸軍士官学校に入学したレオノール王女は3年にわたり陸、海、空の3軍で学び、その後、父同様に法律を学ぶとみられている。

内気で控えめな王女として知られているが、成人の祝賀の席では親しみやすくも堂々と落ち着いた姿もキャッチされており、「未来の女王」への期待が高まる。またヨーロッパ王室でも有名な母レティシア王妃譲りのファッションセンスにも注目が集まっている。

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ベルギー・エリザベート王女

2023年10月デンマークのクリスチャン王子の18歳の誕生日の祝いの席で Ritzau Scanpix Denmark-REUTERS

ベルギーのフィリップ王太子(当時)とマチルド王太子妃(当時)の長女として2001年に誕生したエリザベート王女は、祖父であるアルベール2世国王の退位を受けて、2013年に父が国王に即位。

1991年の憲法改正で長子継承制に変更されたため、エリザベート王女は王位継承順位第1位の王太子となり、ベルギー初の女王になることが決まっている。

2020年、父も学んだベルギー王立軍学校に入学し、現在はオックスフォード大学リンカーン・カレッジで政治学と歴史学を専攻する才女の王女は、あまり公の場には出てこない。しかし、昨年2023年10月に22歳の誕生日を祝う写真を王室の公式SNSで公開したことが話題となった。

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ベルギーメディアの調査によると、その誠実で飾らない王女への評価は父である国王よりも高いとも言われ、ベルギー初の女王誕生に期待が高まっているという。

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