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「こうした映像は史上初」 火炎放射器を搭載したウクライナのドローンが、ロシア艦船を攻撃する瞬間

ニューズウィーク日本版 / 2024年1月5日 20時16分

ロシアは年末にミサイルやドローンによる攻撃を強化

マリュクは、ウクラインスカ・プラウダに対して、「ウクライナの黒海から、すべてのミサイル運搬船をたたき出したい」と語っている。「それが終わったら、次の標的は潜水艦だ」。ウクライナ軍は徘徊型の無人兵器「ママイ」も運用しており、これは最大約450キロの爆薬を、黒海のあらゆる地点に運ぶことができるという。

ウクライナによれば、シー・ベイビーを使った今回の反撃は、ロシアが大みそかまでの数時間、ミサイルやドローンでウクライナを攻撃したときに行われたものだ。ロシアの攻撃によって、少なくとも6発のミサイルが、ウクライナ東部の都市ハルキウを直撃している。

ウクライナの国境警備隊は、ロシアが大みそかにオデーサ州でドローン攻撃を行い、防空システムによって撃墜される動画を公開した。その前には、ウクライナ全土で18時間に及ぶ空爆が行われ、少なくとも民間人41人が犠牲になった。翌日には、ロシア国境の都市ベルゴロドへの攻撃も行われた。
(翻訳:ガリレオ)



ブレンダン・コール


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