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巨大ワニ「氷漬け」にネット驚愕...凍った池に全身がくっきり

ニューズウィーク日本版 / 2024年1月24日 21時0分

(写真はイメージです) Mark_Kostich-Shutterstock

<視聴者を不安にさせているが、歴とした生存戦略のうち>

全米が寒波に見舞われる中、テキサス州で驚くべき現象が撮影された。ソーシャルメディア上で拡散されている映像は、一面凍り付いた池で巨大なアメリカアリゲーターが氷漬けになっているというもの。

【動画】本当に生きてるの...? 一面凍結した池で「氷漬け」になった巨大ワニの姿がくっきり

@eddithanhart123がTikTokに投稿したこの動画は、ボーモントにあるワニのテーマパークにして保護施設でもある「ゲーター・カントリー」で撮影された。水面付近で凍っているように見えるワニだが、よく見ると鼻先が氷から突き出ているのが分かる。

同じ光景を紹介する@gatorcountrytxの動画では、施設の男性スタッフが極端な低温環境におけるワニの行動を洞察している。全身が氷の下にあっても、わずかに鼻を出しておくことで呼吸を確保していると彼は言う。

爬虫類であるワニは、哺乳類の冬眠に相当する「ブルメーション」という習慣がある。これにより、寒さに対処している。期間中は昏睡状態となり、代謝は低下。ただし、冬眠中の哺乳類とは異なり、深い眠りに入ることはなく、周囲の状況を認識している。

凍り付いたワニの巨体を目にした多くのネットユーザーが衝撃を隠せないでいるが、ブルメーションはワニにとって標準的な慣行だ。11月から2月下旬にかけて、通常約4~5カ月間続く。



アリス・ギブス

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