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情報錯綜するイリューシン76墜落事件、直前に大きな物体

ニューズウィーク日本版 / 2024年1月25日 12時47分

本誌はこの件についてウクライナとロシアの当局にメールでコメントを求めたが、返答はなかった。

ウクライナのニュースサイト「ウクラインスカ・プラウダ」は当初、情報筋の発言を引用する形で墜落は「ウクライナ軍の仕業」だと報じたが、その後「別の情報筋はこの情報を確認していない」と述べた。また同サイトは捕虜については言及せず、墜落したIL76は「ロシアの地対空ミサイルシステムS300を輸送していた」とするウクライナ軍の情報筋の発言を引用したが、その後この記事を削除した。

ウクライナ国防省は、「まだ情報を確認中」だとして、問題のIL76がウクライナ軍によって撃墜されたかどうかは分からないと述べた。

かつてロシア側の捕虜となり2023年2月に解放されたマクシム・コレスニコフは、ロシア側の主張に疑念を表明した。

コレスニコフはX(旧ツイッター)に「ロシア側は、墜落したIL76人に捕虜65人と乗員6人、警護員3人が乗っていたと述べた」と投稿し、さらにこう続けた。「これはまったくの嘘だ。私が航空機でブリャンスクからベルゴロドに輸送された時は、捕虜50人に対しロシア軍の憲兵が20人ほどもいた」



イザベル・ファン・ブリューゲン


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